今回は、さいたまエンゼルホームの園長 ともよ先生にインタビューを行いました。
園長に就任し2年、保育士と園長先生との違いなど、今のお気持ちを伺いました。
--まずは、保育士養成校を卒業してからこれまでの略歴を教えていただけますか。
学校を卒業後は、規模の大きい幼稚園に勤めました。保育はとても充実したものでしたが、私にとって職場環境が合わず体調を崩し退職しました。
「次の保育現場が続けられなかったら保育はあきらめよう」と決心しチャイルドタイムに再就職。
保育という仕事を諦めることなく続けることができました。
その後、結婚と同時に退職。子どもを出産し少し落ち着いたころ、お世話になっていたさいたまエンゼルホームの園長先生から、土曜日だけの職員として働かないかとお話があり再度入社しました。
再入社後は、我が子の成長に合わせて勤務時間の相談をさせてもらいながら、現在までお仕事を続けています。
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お仕事援助の様子
--さいたまエンゼルホームはとても温かい雰囲気が印象的です。
保育園を運営する上で大切にしていることは何ですか。
チャイルドタイムのマークにある「笑った顔、泣いた顔、おこった顔 すべての子どもを受け入れる」を念頭に、モンテソーリ教育の環境を通して、お子さまの「みててね」を大切にした保育や、保護者の皆様と共に育てさせていただいているという感謝の気持ちを大切に運営しています。
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室内の様子
--園長先生になる前と、なってからで変わったことはありますか。
園長になってからも変わらず「今日はどんな発見をし、何を感じ、どんな『できた』があったかな?」と毎日通ってくれているお子さまの表情や声を楽しみにしています。
考え方の変化としては、園長という立場はどんな役割があるのだろうかと考えるようになったことです。
職員の働く環境は良いだろうか、何か改善することはないか、子ども優先の保育のありかたなど、お子さまにとってのよい保育、職員にとってのよい職場の実現のための方法を考える時間が多くなりました。
立場が変わっても学んでいくことが多く、人生はずっと修行なのだと充実感を得ています。
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(ともよ先生右側)
--お子さまと職員両方を大切にしているのですね。チャイルドタイムには他にも9園ありますが、他園との関わりや連携はどのようにされていますか。
埼玉県には1園のみですが、迷っている時や、喜びなど様々な機会で千葉・東京・神奈川の他園と共有や相談ができるのでとても感謝しています。
お手伝いや研修、会議などを通して、自園の保育に気づきを与えてもらえたり沢山の学びの機会を得ることができます。
県をまたいで助け合いができる会社であることはチャイルドタイムの素晴らしいところだと思います。
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--今後の目標を教えてください。
これからもお子さまが「できた」を安心して経験できる環境を作り、保護者の方々が安心して子育てしていけるように寄り添い、一緒に働く職員が穏やかにお子さまと向き合える保育環境を作っていく、そんな利用者様にも保育士の方々にも選ばれる園を目指します。
個人としては母としても成長し、お仕事と両立して、皆様と共に頑張っていきたいと思います。
--今お仕事を探しておられる方へ、メッセージをお願いします。
保育の現場は「生きる力」が輝いている素敵な場所です。
日々の保育は、生きる力強さを感じ、ひとり一人と向き合い人間同士の関わりが持てます。
そして、人として成長することができ「人間てすばらしい」と思えるお仕事です。
ご自身の保育の価値観はとても大切だと思います。モンテソーリ教育に興味があるかたや、集団保育ではない個々を大切にした保育がしたいかたに「チャイルドタイム」はおすすめです。
私が「チャイルドタイム」に出会えたように、『ご自身の目指す保育や、働きたいと思う保育現場がみつかりますように』保育士の同じ仲間として応援しています。
--ともよ先生ありがとうございました。
社長の理念と同様、実際の園運営がお子さまと職員どちらも大切に行われていることがわかりました。
次回は、自身の得意を活かして、英語や体操を担当している職員にインタビューを行います。職員それぞれの活躍の様子がわかりますので、ぜひご覧ください。